なぜ、私たちは輸入を続けるのか
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私が自ら輸入を始めたきっかけは、今まで輸入を依頼していたバージンココナッツオイルの品質に変化を感じたことでした。
長年、石けんづくりを続ける中で、「以前と何かが違う」と感じることが少しずつ増えていきました。
もちろん、すべての製品や輸入会社に当てはまることではありません。
しかし、私自身が納得して使い続けられる品質を探していく中で、
「本当に自分の目で確かめなければ分からない。」
そう思うようになりました。
それが、現地へ足を運ぶようになった理由です。
インターネットには、多くの情報があります。
「オーガニック」
「コールドプレス」
「遠心分離」
品質を判断するための情報は数多くあります。
もちろん、それらは大切な基準です。
しかし、実際に仕入れを行う立場になると、それだけでは判断できないことが数多くあります。
私たちは品質を確認するための基準を持っています。
けれど、その基準を満たしているからといって、必ずしも私たちが理想とするバージンココナッツオイルとは限りません。
だからこそ、実際に現地へ足を運びます。
生産者やメーカーの皆さんと直接お話をし、一緒に時間を過ごします。
品質に対する考え方。
ものづくりへの姿勢。
改善を続けようとする意識。
そして、人との向き合い方。
日々のメールのやり取りや、一つひとつの対応からも、その企業の姿勢は自然と伝わってきます。
私たちは、オイルだけを輸入しているのではありません。
「どんな人たちが、どんな想いでものづくりをしているのか。」
そこまで含めて、一緒に歩んでいけるパートナーなのかを大切にしています。
現地の方々が時間をかけて育て、丁寧につくり上げたものに対して、必要以上の値引きを求めないことも、その想いの一つです。
良いものを継続してつくっていただくためには、生産者の皆さんが持続可能な形で仕事を続けられることが大切だと考えています。
私たちは、今年も輸入を続けます。