Mauna Lani Journal
香りの向こうにある風景
今、Mauna Laniでは、海外の精油の生産者とのやり取りを少しずつ進めています。 その中で出会った、ある生産者の精油。 届いたサンプルを一つひとつ香ってみると、どれも本当に素晴らしく、久しぶりに「もっと知りたい」と思える精油との出会いでした。 ただ、瓶を開けた瞬間の香りが良いというだけでは、Mauna Laniで扱う原料としてはまだ決められません。 実際に石けんに使い、制作中の香り、熟成していく中での変化、そして熟成後にどのように香りが残るのか。時間をかけて確認しています。 そんなやり取りの中で、生産者から植物が育つ農園や、花を収穫する様子、蒸留を待つたくさんの花の写真が届きました。 写真を開いた瞬間、思わず「わあ」と声が出ました。 とても美しかった。 私たちは普段、精油の瓶を通して植物の香りを感じています。けれど、その植物が育つ場所や、収穫する人たちの姿を実際に見ることで、目の前にある一滴の精油が、それまでとは少し違って見えました。
香りの向こうにある風景
今、Mauna Laniでは、海外の精油の生産者とのやり取りを少しずつ進めています。 その中で出会った、ある生産者の精油。 届いたサンプルを一つひとつ香ってみると、どれも本当に素晴らしく、久しぶりに「もっと知りたい」と思える精油との出会いでした。 ただ、瓶を開けた瞬間の香りが良いというだけでは、Mauna Laniで扱う原料としてはまだ決められません。 実際に石けんに使い、制作中の香り、熟成していく中での変化、そして熟成後にどのように香りが残るのか。時間をかけて確認しています。 そんなやり取りの中で、生産者から植物が育つ農園や、花を収穫する様子、蒸留を待つたくさんの花の写真が届きました。 写真を開いた瞬間、思わず「わあ」と声が出ました。 とても美しかった。 私たちは普段、精油の瓶を通して植物の香りを感じています。けれど、その植物が育つ場所や、収穫する人たちの姿を実際に見ることで、目の前にある一滴の精油が、それまでとは少し違って見えました。
2026年9月3日|会社をつくるまでの記録
10月1日の法人設立まで、あと1か月を切りました。 今日はこれから必要になる手続きや仕組みを、一つずつ確認しました。 定款、登記、会計、人事労務、社会保険、銀行口座、決算公告。 個人事業として長く仕事をしてきたけれど、「会社になる」ということは、単に屋号が会社名に変わることではないのだと、改めて感じています。 これまで自分一人の判断で動かしてきたものを、これからは「会社としてどうするのか」という視点で、一つずつ仕組みに変えていく。 まず一年、実際の給与や社会保険などの手続きを経験しながら覚えていきます。 最初に少しお金がかかっても、これから何年も続く会社の仕組みをきちんと作ることの方が大切だと思いました。 そして今日、初めてきちんと理解したことの一つが「決算公告」。 株式会社には決算を公告する義務があり、官報を利用する方法や電子公告という方法がある。 知らないことは、本当にまだまだたくさんあります。 説明を聞きながら、費用だけを見れば「そこまでしなくても」という選択肢もありました。 でも、その話を聞いたとき、自分の中では意外なほど答えがはっきりしていました。 違法・グレーな節約はしない。ただし、合法的に不要な費用は払わない。 必要なものには、きちんとお金を使う。 一方で、「会社だから」「勧められたから」という理由だけで契約を増やしたり、必要のない固定費を抱えたりもしません。 分からないことは確認する。理解してから、自分で選ぶ。 当たり前のことなのかもしれないけれど、これから会社を経営していくうえで、この基準は大切にしたいと思っています。 法人用の銀行口座もこれから。個人事業から法人への切り替えも、一つずつ整理していかなければなりません。 それでも、少し前までは「法人化」という大きな一つの出来事に見えていたものが、今は小さな判断の積み重ねに見えるようになってきました。 分からなければ専門家に聞く。必要な仕組みを一つ作る。 そうやって、少しずつ形になっていく。 そして、法人になることで、これまで個人では難しかったことにも少しずつ挑戦できるようになります。 できることが増えるということは、皆さまにお届けできる情報や、ご提案できることも増えていくということ。 これからどんなことができるようになるのか、私自身、とても楽しみにしています。 設立まで、あともう少し。 一つずつ、丁寧に準備を進めていきます。
2026年9月3日|会社をつくるまでの記録
10月1日の法人設立まで、あと1か月を切りました。 今日はこれから必要になる手続きや仕組みを、一つずつ確認しました。 定款、登記、会計、人事労務、社会保険、銀行口座、決算公告。 個人事業として長く仕事をしてきたけれど、「会社になる」ということは、単に屋号が会社名に変わることではないのだと、改めて感じています。 これまで自分一人の判断で動かしてきたものを、これからは「会社としてどうするのか」という視点で、一つずつ仕組みに変えていく。 まず一年、実際の給与や社会保険などの手続きを経験しながら覚えていきます。 最初に少しお金がかかっても、これから何年も続く会社の仕組みをきちんと作ることの方が大切だと思いました。 そして今日、初めてきちんと理解したことの一つが「決算公告」。 株式会社には決算を公告する義務があり、官報を利用する方法や電子公告という方法がある。 知らないことは、本当にまだまだたくさんあります。 説明を聞きながら、費用だけを見れば「そこまでしなくても」という選択肢もありました。 でも、その話を聞いたとき、自分の中では意外なほど答えがはっきりしていました。 違法・グレーな節約はしない。ただし、合法的に不要な費用は払わない。 必要なものには、きちんとお金を使う。 一方で、「会社だから」「勧められたから」という理由だけで契約を増やしたり、必要のない固定費を抱えたりもしません。 分からないことは確認する。理解してから、自分で選ぶ。 当たり前のことなのかもしれないけれど、これから会社を経営していくうえで、この基準は大切にしたいと思っています。 法人用の銀行口座もこれから。個人事業から法人への切り替えも、一つずつ整理していかなければなりません。 それでも、少し前までは「法人化」という大きな一つの出来事に見えていたものが、今は小さな判断の積み重ねに見えるようになってきました。 分からなければ専門家に聞く。必要な仕組みを一つ作る。 そうやって、少しずつ形になっていく。 そして、法人になることで、これまで個人では難しかったことにも少しずつ挑戦できるようになります。 できることが増えるということは、皆さまにお届けできる情報や、ご提案できることも増えていくということ。 これからどんなことができるようになるのか、私自身、とても楽しみにしています。 設立まで、あともう少し。 一つずつ、丁寧に準備を進めていきます。
5種類のパチュリを、石けんにして比べてみる
先日、インドネシアから届いた5種類のパチュリ。 日本では「パチュリ精油」として一つの精油に触れることが多く、これほど異なる種類を一度に比較できる機会は、私自身これまでほとんどありませんでした。 まずは一つひとつ香りを確認し、今回はその5種類を実際に石けんにして比較しています。 香りを嗅ぐだけでは分からないこと 精油そのものの香りを比較することも大切ですが、私が知りたいのは、実際に石けんに使用したときにどうなるのかということ。 同じ条件で石けんを作り、それぞれの違いを見ていきます。 作っている途中だからこそ感じられる香りの違いもあります。 そして、石けんは作った直後だけでは判断できません。 これから熟成が進む中で香りがどのように変化するのか。 そして熟成後、どのくらい香りが残っているのか。 時間の経過も含めて確認していきます。 まだ、結論は出しません 今回比較しているのは、届いた5種類。 実は、パチュリには今回の5種類以外にも、さらに異なるグレードがあります。 将来的にはそれらも含めて実際に使用し、それぞれの特徴を自分の手で確かめてみたいと思っています。 どのパチュリが良い、悪いということではなく、それぞれにどのような個性があり、石けんの中でどのように表現されるのか。 それを知ることが、今回の目的です。 原料を知り、実際に使い、時間をかけて確かめる。 Mauna Laniでこれから取り扱っていく原料も、こうした積み重ねを大切にしながら、一つひとつ選んでいきたいと思っています。 熟成後、また新しく見えてきたことがあれば、Journalに記録していきます。
5種類のパチュリを、石けんにして比べてみる
先日、インドネシアから届いた5種類のパチュリ。 日本では「パチュリ精油」として一つの精油に触れることが多く、これほど異なる種類を一度に比較できる機会は、私自身これまでほとんどありませんでした。 まずは一つひとつ香りを確認し、今回はその5種類を実際に石けんにして比較しています。 香りを嗅ぐだけでは分からないこと 精油そのものの香りを比較することも大切ですが、私が知りたいのは、実際に石けんに使用したときにどうなるのかということ。 同じ条件で石けんを作り、それぞれの違いを見ていきます。 作っている途中だからこそ感じられる香りの違いもあります。 そして、石けんは作った直後だけでは判断できません。 これから熟成が進む中で香りがどのように変化するのか。 そして熟成後、どのくらい香りが残っているのか。 時間の経過も含めて確認していきます。 まだ、結論は出しません 今回比較しているのは、届いた5種類。 実は、パチュリには今回の5種類以外にも、さらに異なるグレードがあります。 将来的にはそれらも含めて実際に使用し、それぞれの特徴を自分の手で確かめてみたいと思っています。 どのパチュリが良い、悪いということではなく、それぞれにどのような個性があり、石けんの中でどのように表現されるのか。 それを知ることが、今回の目的です。 原料を知り、実際に使い、時間をかけて確かめる。 Mauna Laniでこれから取り扱っていく原料も、こうした積み重ねを大切にしながら、一つひとつ選んでいきたいと思っています。 熟成後、また新しく見えてきたことがあれば、Journalに記録していきます。
フィリピンの森が育む「アルマシガ樹脂」
フィリピンの森には、古くから人々の暮らしとともに受け継がれてきた植物があります。 その一つが、アルマシガ樹脂。 樹木から自然に分泌される樹脂は、透明感のある琥珀色をしており、香りを楽しむ素材としてだけでなく、さまざまな用途で利用されてきました。 今回、実際にフィリピンで採取・販売されているアルマシガ樹脂を手に取り、その特徴や背景について調査を進めています。 Aloha ʻĀina Projectでは、植物そのものだけでなく、その土地の自然や文化、そして人とのつながりも大切にしながら、フィリピン植物研究シリーズとして記録を残していきます。
フィリピンの森が育む「アルマシガ樹脂」
フィリピンの森には、古くから人々の暮らしとともに受け継がれてきた植物があります。 その一つが、アルマシガ樹脂。 樹木から自然に分泌される樹脂は、透明感のある琥珀色をしており、香りを楽しむ素材としてだけでなく、さまざまな用途で利用されてきました。 今回、実際にフィリピンで採取・販売されているアルマシガ樹脂を手に取り、その特徴や背景について調査を進めています。 Aloha ʻĀina Projectでは、植物そのものだけでなく、その土地の自然や文化、そして人とのつながりも大切にしながら、フィリピン植物研究シリーズとして記録を残していきます。
同じパチュリでも、こんなに違う
インドネシアから、パチュリのサンプルが届きました。 一般的には「パチュリ精油」として一種類だけ販売されていることが多い植物ですが、現地では用途や特性の異なる複数のグレードが存在します。 本来はさらに多くのグレードが用意されていますが、一部は現在生産中とのことで、まずは今回届いたサンプルから検証を始めることにしました。 私にとって大切なのは、ボトルを開けた瞬間の香りだけではありません。 同じ条件で石けんを作り、 香りの印象 使用感 熟成による香りの変化 残香性 などを、一つひとつ丁寧に比較していきます。 石けんは、アルカリという特殊な環境で作られ、さらに熟成という時間を経て完成します。 そのため、素晴らしいと感じた精油が石けんでは思うように香らないこともあれば、反対に、第一印象では控えめだった精油が熟成後に美しい香りへと変化することもあります。 だからこそ、香りを嗅いだだけで「良い」「悪い」と判断することはありません。 実際に石けんを作り、時間をかけて観察し、最終的に「石けんとして最も美しい表情を見せる精油」を選ぶことを大切にしています。 こうした検証は、一見すると遠回りに見えるかもしれません。 しかし、この積み重ねこそが、Mauna Laniの品質を支えている大切なプロセスだと考えています。 どのグレードが、石けんの中で最も美しく香り、心地よい余韻を残してくれるのか。 焦らず、一つひとつ確かめながら、その答えを見つけていきたいと思います。
同じパチュリでも、こんなに違う
インドネシアから、パチュリのサンプルが届きました。 一般的には「パチュリ精油」として一種類だけ販売されていることが多い植物ですが、現地では用途や特性の異なる複数のグレードが存在します。 本来はさらに多くのグレードが用意されていますが、一部は現在生産中とのことで、まずは今回届いたサンプルから検証を始めることにしました。 私にとって大切なのは、ボトルを開けた瞬間の香りだけではありません。 同じ条件で石けんを作り、 香りの印象 使用感 熟成による香りの変化 残香性 などを、一つひとつ丁寧に比較していきます。 石けんは、アルカリという特殊な環境で作られ、さらに熟成という時間を経て完成します。 そのため、素晴らしいと感じた精油が石けんでは思うように香らないこともあれば、反対に、第一印象では控えめだった精油が熟成後に美しい香りへと変化することもあります。 だからこそ、香りを嗅いだだけで「良い」「悪い」と判断することはありません。 実際に石けんを作り、時間をかけて観察し、最終的に「石けんとして最も美しい表情を見せる精油」を選ぶことを大切にしています。 こうした検証は、一見すると遠回りに見えるかもしれません。 しかし、この積み重ねこそが、Mauna Laniの品質を支えている大切なプロセスだと考えています。 どのグレードが、石けんの中で最も美しく香り、心地よい余韻を残してくれるのか。 焦らず、一つひとつ確かめながら、その答えを見つけていきたいと思います。
法人化は、スタートライン
最近、法人設立に向けた準備を少しずつ進めています。 以前から「いつかは法人化を」と考えていましたが、ここ数年、研究や教育活動を積み重ねる中で、その必要性を実感する場面が増えてきました。 特に、国内外の企業との取引では、「法人であること」が前提となるケースも少なくありません。 これまで個人事業だからこそできたこともたくさんあります。一方で、法人でなければ挑戦できないことがあることも、少しずつ感じるようになりました。 法人化は、肩書きを変えるためではありません。 これまでできなかったことを、一つずつ実現できるようにするための土台づくりです。 先日、定款に記載する事業目的を一つひとつ確認しました。 化粧品、食品、植物資源、教育、認定制度、知的財産、通信販売……。 短い文章ですが、その一つひとつには、これまで積み重ねてきた時間と、これから挑戦していきたい未来が込められています。 私が目指しているのは、「研究」と「教育」を通じて、本当に価値のあるものを届け続けられる会社を育てていくことです。 法人化はゴールではなく、新たなスタートライン。 これからも、一歩ずつ着実に歩みを進めていきたいと思います。
法人化は、スタートライン
最近、法人設立に向けた準備を少しずつ進めています。 以前から「いつかは法人化を」と考えていましたが、ここ数年、研究や教育活動を積み重ねる中で、その必要性を実感する場面が増えてきました。 特に、国内外の企業との取引では、「法人であること」が前提となるケースも少なくありません。 これまで個人事業だからこそできたこともたくさんあります。一方で、法人でなければ挑戦できないことがあることも、少しずつ感じるようになりました。 法人化は、肩書きを変えるためではありません。 これまでできなかったことを、一つずつ実現できるようにするための土台づくりです。 先日、定款に記載する事業目的を一つひとつ確認しました。 化粧品、食品、植物資源、教育、認定制度、知的財産、通信販売……。 短い文章ですが、その一つひとつには、これまで積み重ねてきた時間と、これから挑戦していきたい未来が込められています。 私が目指しているのは、「研究」と「教育」を通じて、本当に価値のあるものを届け続けられる会社を育てていくことです。 法人化はゴールではなく、新たなスタートライン。 これからも、一歩ずつ着実に歩みを進めていきたいと思います。